Q-06 土壌の物理性とはどのようなことですか?一覧へ戻る
作物の生育とどう関係しているのでしょう。

A.根の生長、作業効率などにかかわる様々な性質です。具体的には・・・
 「土壌物理性」とは、土壌の性質のうち、土の硬さやこなれ易さ(耕しやすさ)、水はけや水もちの程度、土の重さ、空気の通り易さ、等を言います(図1)。


1.土の硬さ(土壌硬度)やこなれ易さ(易耕性)
 土が硬いと農作業の能率が落ち、作物の根が伸びずらく、水はけが悪くなります。元々の土壌の性質により硬い場合が多いのですが、近年は作業機械に踏み固められて硬くなる場合も起きています。
 こなれ易さ(易耕性)は、土の硬さと関連が深く、主に粘土の量に関係しています。特に畑作物の出芽率に大きく影響する性質です。

2.水はけ(排水性)
 水はけは、土壌の透水性(水の通り易さ)と地下水位の高低により決まり、特に透水性に左右されます。心土の透水性が悪いために排水不良となる場合が多いようです。粘性が強い土壌は透水性が劣りますが、一方、作業機械に踏み固められて透水性が悪化する場合もあります。このように、水はけは人為的な影響が強く現れ易い性質です。