Q-07 土壌の三相分布とは?一覧へ戻る
作物の生育に望ましいバランスについて教えてください。

1.三相分布とは
 土の塊を手に採ってみると、重たいものと軽いもの、すき間が多いものとびっしり詰まっているもの、乾いているものと湿っているもの、など様々なものがあります。また、土の塊を水の中に入れるとアワが出てきます。つまり、土は粘土、砂、有機物などの固体と、水及び空気からなっています。「土壌の三相分布」とは、これらの性質を数字で表す表現の仕方です。
 三相とは、固相、液相、気相のことで、固相は固体を、液相は水を、気相は空気を意味し、これらの体積の割合を三相分布と言い、合計して100%となります。液相と気相は合わせて孔隙(すき間)と言い、固相と孔隙を合わせて100%です。前述の物理性との関連で言うと、土の硬さは固相に、水はけは孔隙のうち大きなもの、水もちは孔隙のうち非常に小さなものに、通気性は気相及び大きな孔隙にそれぞれ関連しています。