Q-14 石灰の施用量はどうやって求めるのでしょうか?一覧へ戻る
土壌のpHが低下してきたので石灰を施用したいのですが、算出方法を教えて下さい。また、何故、pHが上がるのですか。

A.土壌の酸性を矯正するのに必要な石灰量を算出する最も簡単な方法は、アレニウス表を用いることです。ここでは石灰質肥料として、炭酸カルシウム(CaCO3)を用いる場合について述べます。

1.中和石灰量の算出方法
 石灰の施用量を求めるのに一般的に使われているのは、精度が落ちますがアレニウス表(表)を用いる方法と、pHメータを用いて実際に炭酸カルシウムを添加して必要量を求める緩衝曲線法とがあります。

(1)アレニウス表から求める方法
この方法を用いるには対象土壌のpH、腐植含量および土性を知る必要があります。表に算出例を示しましたので参考に願います。

(2)緩衝曲線(炭酸カルシウム添加・通気法)から求める方法
この方法は、数段階の炭酸カルシウムを土壌に加えた後、その懸濁液のpHを実際に測定します。精度は高いのですが、添加炭酸カルシウムと土壌の反応(図2)に時間がかかります。図1に示したような図を描いて、所定のpHにするのに必要な炭酸カルシウム量を求めます。